TOEIC TOEFL

 どちらも英語の力量を図るためのテスト資格ですが、それぞれ詳細が異なっています。一般的にTOEFLの方がTOEICより難易度が高いと言われていて、更にTOEFLの方が海外でも一般的な資格だと言われています。

TOEIC

資格の詳細と特性

 TOEIC(R)は、英語によるコミュニケーション能力を範囲広く評価する世界共通の検定試験。アメリカの非営利テスト開発組織ETSが開発したもので、現在、約60カ国で実施されています。その国独自の文化的背景や言い方を知らなければ解答することができない問題は排除されていて、評価も10〜990点の点数で表示されるため、その点数は世界中で通用する能力となります。合否判定ではないので、次の目標が立てやすいのもTOEICの特性。受験者には受験後、「公式認定証」と「点数の読み方」が郵送されます。

資格の必要性と未来性

 現在、殆どの企業や団体が、研修の一環としてTOEICを利用したり、採用や人事異動、昇進・昇格、海外出張者を決める材料としてTOEICの点数を基盤視しています。求められる点数は企業ごとに異なりますが、高得点であるほど優位です。また、企業が海外派遣社員に期待するレベルは600点より上といわれています。また、大学等の教育組織では、英語課程の単位認定の要件等として認められています。

目指せる仕事

通訳、翻訳、秘書、英文事務、ガイド等

受験資格

学歴・年齢・経験等いっさい問いません。

学び方

スクール、通信レッスン

勉強期間の目安

本人しだい

試験詳細

〔セッション1〕 リスニング(100問、45分間)

テープに吹き込まれた会話やナレーション等を聞いて設問に答える。米国・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランドを含む)の発音で出題されます。

(1)写真描写問題(10問)、(2)応答問題(30問)、(3)会話問題(30問)、(4)説明文問題(30問)

〔セッション2〕 リーディング(100問・75分間)

印刷された問題を読んで、設問に答える。

(1)文法・語彙問題(40問)、(2)長文穴埋め問題(12問)、(3)長文読解問題(48問)

試験日

年8回 1月、3月、5月、6月、7月、9月、10月、11月

受験費

6,615円(税込)

合格率

合否判定はなく、点数で表示される

推定所得

国際的に通用する試験として、企業の評価も高い

取得者の動向

受験者は、企業での評価が高まっていることを受けて社会人の比率が高いが、近年は就職や留学に備え、大学生も増えています。

資格が開始した年月

1979年12月

問い合せ先

(財)国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEIC経営委員会

〒100-0014 東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル

TEL:03-3581-4701

TOEFL

TOEFL(Test of English as a Foreign Language = 「外国語としての英語のテスト」、トーフル)は、アメリカ合衆国のNPOであるEducational Testing Service(ETS)が主催している外国語としての英語のテストとなっています。その名称の通り非英語圏の出身者のみを対象としていて、英語圏の高等教育組織が入学希望者の外国語としての英語力を判定する際に用います。

英語圏の大学へ留学・研究を希望する者を主な対象とした英語能力を測定するテストであり、英語による高等教育に適う能力の判定が目的となっています。1964年から実施されていて、日本ではCIEE(Council of Int'l Education Exchange - 国際教育交換協議会)が窓口となっていた。結果は0-120点の点数として判定される。

実際のテスト

現在のテスト形式は、2005年より開始されたiBT(アイビーティー、Internet-Based Testing、TOEFL iBT)と言うComputer Based Testingとなっています。

リーディング(Reading)、リスニング(Listening)、スピーキング(Speaking)、ライティング(Writing)の4部から構成されていて、試験時間は約4時間となっています。リーディングかリスニングの何れかには「ダミー問題」と通称される、点数には影響しない設問が追加されていて、それにあわせて全体の試験所要時間も変化します。受験者には正規の問題とダミー問題との見分けは出来ません。

リーディング

700〜800語ほどの学術文章が提示されます。それらは、殆どの専門単語を含むアカデミックなものばかりであり、時事問題や物語文、対話文は扱われません。通常は3つ、ダミーが含まれる場合は5つのトピックを読む。第1リーディングは20分14問、第2リーディングは2トピックで40分28問、第3リーディングも同様に2トピックで40分28問。4択問題が主となっております。

詳細に沿った答えをクリックする問題です。

詳細にそぐわない答えをクリックする問題です。

ボキャブラリー問題(文章より抜粋されハイライトされる)。

作者の意図、文章の隠れた意味を予想する問題です。

追加文章を複数の指定された場所に入れる埋め込み問題です。

文章全体の詳細を把握するドラッグアンサー問題(6つの文章から3つをチョイス)。

リスニング

全部で35問。合計時間は50分。第1リスニングは7問10分。第2・第3が14問3トピック20分。通常は2リスニングであり、ダミー問題を含む場合には3リスニングとなっております。4択問題が主となっています。

大学講義・大学キャンパス内を舞台とした詳細となっていて、学術的、及び実際英語圏の大学で使われる語彙が必須となっております。一つのリスニング時間は3〜4分ほどであり、リスニング中にはノートを取ることができます。話者が2人より上いる場合は割り込み、言葉のオーバーラップ等、現実の会話に即した詳細がみられます。

大学教授が一方的に話すパターン(話者が一人)複数の学生がなにか(テストや日常生活等)について会話しているパターンとなっております。

また大学の授業においてのディスカッション(教授と学生、学生と学生等)キャンパス内(図書館、コピーセンター、オフィス)での学生とスタッフの会話のパターンや、学生とチューター、アドバイザー等との会話のパターンがあります。

スピーキング

全部で6問。単純な質疑応答(Independent)2問。文章や会話の総合的な理解力を伴う問題(Integrated)4問。質問に対する解答をマイクで吹き込み、それが評価の対象となっております。発音、ボキャブラリー、文法、スピード、質問詳細との一致性等が評価されます。

ライティング

全部で2問。Integrated-essay1問20分。Independent-essay1問30分。解答はタイピングによって入力します。

TOEFLの利点

 TOEICと比べ日本での認知度があまり高くは無いものの、海外においてはスタンダードな試験となっていて、逆に海外で活躍する際には、TOEICの点数はなんの役にも立ちません。TOEIC自体が、「TOEFLが難しすぎるから」という理由で作られたテストで、いかにも国際的な資格と位置づけられていそうなTOEICですが、実は、日本人と韓国人、中国人等しか利用していません。つまり、日本国内で日本の企業で働いているのならTOEICを、そうでないのであればTOEFLを習得すべきですということですね。また、留学等で、海外での勉強を行う場合もこちらのTOEFLがおおかた必須となっております。

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